投資信託主義 ――時間と資産の正しい法則 (角川oneテーマ21 C 146)
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投資信託について詳しい説明が書かれている。
この本は,投資信託について詳しい説明が書かれている。著者の投資信託での経験を踏まえて,何がおすすめなのかをとても詳しく丁寧に書いている。著者は,特に積立型のインデックス型の長期投資信託を勧めている。
投資信託を始めて,まだ3ヶ月程度の私にとっては,とても参考になる本であった。まだ,経験が浅いせいもあるが,私個人としては,著者があまりお勧めしていない毎月分配型の投資信託をしている。そして,分配金を普通預金に振り込むようにしている。著者は,分配金からは税金も引かれ,次回投資信託を購入する際に販売手数料も取られるので損だと述べている。しかし,個人的には今月いくらキャッシュフローがあったのかを把握しやすいし,改めて普通預金から次の投資信託を選ぶ楽しみも増えるので,現時点ではこの方法が一番自分に合っていると感じている。本文中にも述べられていたが,投資信託に対する捉え方は,人それぞれで,同じ結果が出ても感じ方は違うだろう。だから,やはり個々人が実際に投資信託を始めて見て実感してみなければわからない部分というのが大きい。また,信託報酬についても,信託報酬1%のファンドAと2%のファンドBでは,Bの方が損という考えもあるが,Bの方が1%運用が上手いとも言えるという指摘はなるほどと感じた。
そして,投資信託の本には必ずと言って良いほど出てくる「さわかみファンド」というのは,現在非常に注目されているファンドなのだなとつくづく思った。また,投資信託についての本は何冊か読んだが,著者により述べていることが違う。これは,金融商品というものが如何に多種多様であるかを物語る。この本の著者は,勝間和代の発想と近いと感じた。
2ページで書けることを200ページに膨らませた本
書いてあることはごくごく常識的であり、
・時間、対象、エリアの3種類の分散投資
・長期でインデックスを買うのが勝ち
・使うときまで解約しない
・積み立ては便利
ぐらいにまとめることができる。
しかし、「海外と国内の投資比率は5割ずつにしましょう」などと、根拠のないアセットロケーションを書いていたりするあたりに胡散臭さがつきまとう。
「あれもこれも」と話題を多く振って、結局、何がいいのかわからなくなっている。
投資信託評価のプロの思考法
まず著者の考え方は
資産運用のプロに任せる→手間のかからない投資信託を
ベースに資産形成する。(効率的方法)
マーケットは行過ぎて調整される。それを繰り返しながら、
一歩ずつ成長する
という思考法です。
特に強調している部分は
インデックスファンド利点として
一万円から投資できる。
長期的にはほとんどのアクティヴファンドよりも利回りが良い。
コストが安い。
そして本書のキモ
アセット・ロケーション(資産配分)が大事!
1.エリア分散(国内・海外)
2・資産分散(株式・債権・貯金など)
3.時間分散(毎月分けて投資するなど)
私見ですが
実際、投資信託を体験されればわかるでしょう。3.は特に大事!
というのは株式投資は非線形的に動くので、これを実感するには
やはり経験が必要だと思います。
バブル崩壊前や世界大恐慌時ですら毎月、一定額ずつ投資していれば、
長期的にプラスとなっています。
ここ3年間でもサブプライムローン問題で日本株暴落があっても、
日経平均株価は28%プラス、つまり年平均8%プラスになっています。
これが直観でみるのと、長期的に投資してみての相違です。
思想のある投資指南書
投資信託の基礎から投資の心構えまでを分かり易く指南。特に、筆者の投資信託中心の投資経験をベースに書かれており、「分散」「積み立て」というセオリーに現実感が滲み出てている。また、投資信託を単なる投資のツールではなく、世の中を豊かにしてゆくくツールとして捉えており、説得力のある論旨が展開されている。機械的な投資指南書に飽きた方にもお勧めの書。
2009年度版 成功する投資信託の選び方
高橋書店 高橋書店 北尾吉孝
手間の問題を考慮していない
投資だけで生計を立てる人ならともかく、大抵の人は大して手間をかけずに財産を増やしたいのである。預け替えたり、口座を新規に開いたり、目論見書を読んだりするのはまっぴらごめんなのだ。
この本の著者は、投資初心者たちのそのような心理をまったく考慮せず、理想論ばかり述べている。また、分散のポートフォリオなど普通の人は考えたこともないのだから、それを教えてくれるべきであり、一般論ばかり述べて、具体論に踏み込まないのは不親切である。
投資信託基礎と実務 5訂版―金商法・投信法に完全対応
経済法令研究会 経済法令研究会
入門の金融 投資信託のしくみ (入門の金融)
日本実業出版社 日本実業出版社
様々な視点での投資信託がわかる
投資信託について、個人投資家の立場だけでなく、ファンドマネージャーなど、
運用側の視点でも解説されているため、幅広い知識を身に付けることができます。
個人投資家から運用を仕事にしたい方まで、幅広く役立つ一冊だと思います。
現役ファンドマネジャーによる入門書
プロフィールによれば、優秀なファンドマネジャーのようです。
すべて見開き2ページで一つの項目が書かれています。
左ページ3分の2のスペースを図表・絵に充て、理解を容易にするよう配慮されています。
2色刷りなのでわかり易いです。
また、できる限り日常の馴染みのある事柄に置き換え、説明がなされています。
一つの章を「ファンドマネジャーの実像」として記述しているのも、他の入門書にはない
特徴でしょう。
気になる点として、全般に「株式アクティブファンド」にやや偏っており、インデックス
・債券・リートの説明がやや不十分な感があります。
また、説明に自ら担当する「凄腕」ファンドを挙げるのは具体的でいいのですが、一ヶ所
自慢めいた表現があったので、ファンドの宣伝と捉え「★四つ」にしました。
ていねいで平易な説明
投資信託について、基本的な知識を見開き1項目でていねいに説明している。金融機関のホームページや広告で「これは何?」と思うような概念はほぼもれなく取り上げられており、説明とイラストによって無理なく理解できるよう工夫されている。入門者にはありがたい一冊であり、買って損はないと思う。
しかし、あえて難をいえば、著者が株式型投資信託のファンドマネージャーであるため、株式型以外の説明はやや手薄である点。また、どんな投資信託が良いかについても、具体的な商品の選択方法がわかるわけではなく、結局は「信頼できるファンドマネージャーが関わっているか」という結論に偏りすぎていると思われる。多くの商品の中から「何を選べばよいか」に悩む人にはもの足りないかも。
細野真宏の株・投資信託・外貨預金がわかる 基礎の基礎講座
講談社 講談社 細野 真宏
表紙にあるように「日本一わかりやすいMONEYの運用本」と言ってもいいだろう。細野真宏の『経済のニュースが面白いほどわかる本』でも見せたモノゴトの本質を見抜き、イラストを利用しながらわかりやすく論理展開する手腕は本書でもいかんなく発揮されている。
著者にかかれば、「分散投資」の説明も「10個の玉子を1つの入れものに入れておくとその入れものを落としてしまえば、イッキに全部が割れてしまう、というリスク(=危険度)があるけれど、1つずつ別の入れものに入れておけば、仮に1つの入れものを落としたとしても残りの9個の玉子は割れずにすむ、ということ」となる。まさに「株って何?」という人のための「基礎の基礎講座」である。
基礎講座の最終レッスンは「森本卓郎」対「細野真宏」のスペシャル対談となるのだが、こちらも「日本一わかりやすい」対談だ。著者の予備校講師としての経験がなせるのか、随所に「ふたりの話のまとめ」が配置され、「損をしても暗くならない株式投資の考え方」などについてのふたりの会話が、きちんと整理されて理解がすすむ。
しかし本書は、基礎の基礎だけにとどまってはいない。第2章は、「株」「投資信託」「外貨」の運用講座(実践編)へとステップアップ。こちらは、マネー経済プロジェクトチームが担当講師となり、経済ジャーナリスト荻原博子や株式評論家の植木靖男らが監修にあたっているため、すでに投資経験のある人がおさらいをするのにも最適。(小山由子)
基礎の基礎とはいっても・・・
基礎の基礎ということで、全く前提知識のない方には、
いくぶん理解の助けとなるかもしれませんが、
値段に見合うだけの内容の充実度は感じられませんでした。
多少でも知識があると、きっと物足りなさを感じると思います。
また、平易な文章で書かれてはいるものの、説明図が少ないので、
意外とイメージが頭に定着しにくいように感じます。
たとえば、為替(円高・ドル安など)の説明は、
図を使えば直観的に理解しやすくなるのに、文字の羅列しかなく、
理解している私でも一瞬留まってしまいました。
一方、森永卓郎さんとのスペシャル対談では、お金の考え方について、
ざっくばらんに話されており、楽しく読むことができました。
全くの初心者の方は、本当に自分にふさわしい内容か、
店頭などで確認されることをお勧めします。
「基礎の基礎」の本
多くのレビュアーさんが書いておられるように、確かに「わかりやすい」本であるが、内容は書名どおり「基礎の基礎」にとどまっている。
株と投資信託と外貨預金の3つを1冊で扱うというやや無理のある企画によって、そのどれもが中途半端な感じがする。ページ数の制約から、株も投資信託も外貨預金も、それぞれに深い解説ができないにもかかわらず、経済評論家の森永卓郎氏との対談があったりする。
それぞれの分野の雰囲気、アウトラインが感じ取れればよいという人には良い本だと思うが、真剣に投資のための参考にしようとする人にとってはもの足りない内容。
本当にわかりやすい!!
お金のこと、本当に苦手で。けど、普通に貯金していても全然増えないじゃないですか。わかりやすい、という売りの本を何冊か購入しましたが細野さんがダントツでわかりやすい。参考になりました。次は株の本を購入します。
これから株をはじめる人は必見!
巷で株が話題になって久しいが、仲間入りしようにも右も左も分からない…。そんな人にはもってこいの入門書。ある程度の知識がある人には物足りなさを感じるかもしれないけれども、お金にかかわる問題なので、この本で改めて知識の再確認をするのもいいかも。特に、「自分でどの株を買ったらいいのか判断してみたい!」という人には必見の情報が載ってます! 細野氏の経済関連の書籍は氏が経済畑の出身ではないがために、一般の人にも分かり易く説明されているような気がします。専門家にとっては当たり前すぎて触れずにおいてしまうような初歩的なことから説明してくれるので、経済アレルギーの人も読み進められるでしょう。
わかりやすい!
巷にある同様な本をかなり読みましたが、すべて難解でした。
しかし、この本は初心者の読者の心理を見事に想定されていて、最もわかり易かったです。同様のテーマの本をお探しの方は、まず、細野さんの本を読んで次のステップに行かれる方が私は近道だと思います。自己責任の時代と言われるようになって数年経過した世の中で、その為に、金銭(投資)理解を深めなきゃ・・・と思っている方は多いと思いますが、時間は有限です・・・。その有限時間を無駄にしないためにも、初心者(初学者)にはうってつけの本だと思いますよ。
図解ゼロからはじめる投資信託―世界でいちばんやさしい入門書
新星出版社 新星出版社
ほったらかしでも1億円の資産を生む株式・投資信託の始め方
クロスメディア・パブリッシング クロスメディア・パブリッシング
株や債権は長期的に見れば必ず高い利回りが得られるということ。
投資信託を始めて約2ヶ月。まだまだわからないことが多く本書を購入した。投資信託についての概要が理解でき,また著者の投資信託は人を幸せにすることができるという思いがひしひしと伝わった。具体的には,株式と債券の違いがよく理解できた。株式はF1の車のようなもので,変化が激しく制御するのが難しいという例えはなるほどと理解できた。そして,著者に限らず投資信託を勧める人に共通する意見は,本書のタイトルにもあるように「ほったらかし」ておく,つまり長期投資ということだ。著者が述べているように「証券会社に勤めている人で儲かった人を知らない」という意見は,日々値動きや多くの噂に翻弄され,売買を頻繁に行うため,思うように利益が上げられないということを端的に示している。つまり,できるだけ早い時期に投資信託を始め,あとは気にしないというのが,老後の資産作りには最も適しているということなのだろう。
世界の経済は,日々成長している。だから,株や債権は長期的に見れば必ず高い利回りが得られるということだ。焦らず,しかし確実な方法を,できるだけ若い段階で見極めたいものだと改めて思った。そのヒントを,この本は惜しみなく提示してくれている。
初・中級者向け
投資関連の本はいろいろありますが
初、中級者向けに読みやすい本だと思いました。
具体的なお薦め投資信託も入っており
実用書としても使えます。
今最も売れてほしい本
これほどまでにわかりやすく投資の「考え方、始め方」を書かれた本はないと思います。
これから投資を勉強されたい方、始めたい方はこの本を読む価値は必ずあると思います。
ほったらかし方式は、実際にコンサルティングしているFPだからこそいえる内容で、
説得力がありました。
ほったらかしでどうやって資産を作るのか?
そのためにはどうすればいいのか?
資産形成のヒントが多く書かれているのはもちろん、
投資のテクニック、考え方だけでなく、
豊かな人生をおくるための一冊ともいえます。
何よりもすばらしいのは、個人投資家に本当に必要なことをうまく説明しているところです。
こういう本が売れなければ、今の金融業界に新しい風は吹きませんね。
この本が売れたら困る金融機関、ご商売の方が沢山いらっしゃるんでしょうが...
だまされない!投資信託の選び方 (別冊宝島 1477)
宝島社 宝島社
投信批判ブームの罠
高コストのヘッジファンドに運用に資金も人材も集まる時代に投信批判の大騒ぎはいったいどうしたことなのだろう。「だまされない」とか「カモにならない」とか品格が感じられない言葉を平気で使う本は好きでは無い。ワイドショーなどに見られる一方的なバイアスに流されやすい日本人に悲しいものを感じずにいられない。本当にだまされてカモになっているのは誰なのか!
純資産2000億ドルを超えた世界最大のグロースファンド・オブ・アメリカの申込手数料は5.75%だ。「敗者のゲーム」を書いた著名なるチャールズ・エリス氏は、この世界最大のファンドを運用する「キャピタル」の企業カルチャーや顧客サービスの素晴らしさを絶賛する本を書くに至っている。
バンガードのインデックス・ファンドはフィデリティからコスト引下げ戦争を仕掛けられ、今ではフィデリティのインデックス・ファンドの方がコストが安い! 低コストが謳い文句のバンガードも危機感をつのらせ本国の新ファンドは、日本の毎月分配型人気の後を追うかのように、ベビーブマー向け毎月定額分配型のファンドだ。
バンガードに不毛な戦争を仕掛けたフィデリティは、本業のアクティブ運用が冴えず、キャピタルの真似を試みた改革は成功に至らず、役員は続々退職し、今日のウォールストリートでは200人のリストラが報じられている。一昔前に伝説となったマゼラン・ファンドの純資産はグロースファンド・オブ・アメリカの4分の1にも満たない規模に成り下がってしまった。
コストの安いインデックス・ファンドこそが素晴らしいなどとは本家の米国でさえ持続不可能で不毛な発想であることが理解できよう。資産運用の世界はコストが安ければいいなどといった単純なものではない。知的サービスを提供するプロフェッショナルのモチベーションが維持できないと極めて壊れやすいものなのである。
この本にあるような狭い視野の議論に時間を費やすよりも、視野を広げて、世界のニュースなど情報を収集し魅力的な投資対象を見つけ魅力的な運用会社をも見つけて真に賢い投資をすることに注力すべきだ。
そもそも投信批判ブームを加速させることで儲かるのは誰なのか。こうしたブームに惑わされないことが重要ではないかと感じる。
投資に関する見識の深い日本の富裕層の投資行動を見る限りこうしたブームに惑わされることなく賢い投資をしていることが嬉しい!
致命的な間違いと事実を歪めている部分がある。
この本は致命的な間違いがある。たとえば、「【定期分配型】 高い分配金を払うために原資を切り崩す。そのたびにしっかり課税されている」と書いてあることだ。分配金を払うために原資を切り崩したら非課税である。これは主張でもなんでもなく事実である。2000年4月から個別元本方式が始まり、各々の元本を割れた分配は非課税となる(特別分配金)。そんな基本的なこともわからず定期分配型を批判してはいけないだろう。他には巻頭の山崎元氏のインタビューで「日本の投信は、コストが高すぎる!」と言いながら、そこに出ている「世界の投資信託の販売手数料と信託手数料」は日本が安いことを示している、それにこのデータの出所lipper Reportを私は2006年10月に日本FP協会で入手したことがあるが、それは2006年8月時点だ。それをこの本では「2003年時点」として、「今や…」と、事実を歪めている。これでよいのだろうか?
インデックスファンド・ETF(上場投信)に絞って投信を説く
この本は「だまされない」とあるように、第1章で山崎元さんのコメントを中心に「定期分配型」や「バランス型」などといった今の日本で普及した投資信託の問題点を指摘し、続いて第2章でバンガード社やセゾン投信などを取り上げてインデックスファンドの商品性とその利点、第3章でFPの方や楽天証券などを中心にETFの商品性とその利点をそれぞれ紹介し、そして第4章でマネックスの内藤氏による資産配分についての考え方の説明、更にはインデックスファンドを活用なされている3人のブロガーの方によるその最適活用法を考える座談会が組まれています。
一見すると薄い雑誌のようで、1200円という値段が割高に見えるかもしれませんが、内容は極めて濃くなっており、「投資信託を用いた資産形成」を考えるためには「これ一冊」で十分ではないか、と正直思わされるつくりでした。
投資信託等を購入する際、「こういう選択肢」があるということを念頭においておくだけでも、金融機関などの鴨葱にされることが少なくなると思いますので、例えば「資産運用に興味はあるけれど、株やFXは面倒で大変そう」、「投資信託に興味があるので、今度銀行や証券会社へ行って聞いてみよう」、「将来が不安だから長期で資産形成をしたいけれど、それに向いたいい商品はないかな」などと考えている人には、ぜひ一度目を通してほしい内容のものだと思います。
あなたの投資信託選びは間違ってないか?―スローライフな投資戦略
日本経済新聞出版社 日本経済新聞出版社
素晴らしい本です
前川さんの『いま、債券投資が面白い』と合わせて読みました。
投資信託を選ぶ際に、注目する項目がわかり易くまとまっています。
ある投資信託を基準として、比較検討する考え方はとても実践的です。
今後、投資していきたいと思う方は是非とも読んで欲しい内容です。
意外に参考になる
正直申し上げて、
出版元が、日本経済新聞なので、
アクティブ投信マンセーとか、毎月分配イイヨイイヨ、グロソブ万歳的な
モロ業者寄りの投信解説本だと、先入観を持って読みました。
しかし、良い意味で期待を裏切る投資信託解説本でした。
また、ETFにも触れており、基本はインデックス、アクティブは確信が持てたら
と、コストを意識した投信初心者にあった選択を提案してます。
同じ投信解説本では、竹川美奈子氏の本もあるが、あちらは表題がやや刺激的で
それで、部数を稼いだのか?って思いたくもなるが、こちらはタイトルも
一般的で、内容もとても良かったと思う。
このような投資信託解説本が増えてくれることを願いたい。
あなたにも5000万円貯まる信じられない「仕組み」―上地明徳の投資信託ゼミナール積立投資のすすめ
小学館 小学館
疑わしい仕組み
まず、著者の一番言いたい、「長期間(7〜10年以上)のドルコスト平均法による国際分散投資なら必ず増える」という点について、2008年の10月の時点では、そのような方法でも大きな損失に至っていることを、著者は一体どのように説明するのだろうか。今の経済変動は100年に一度のものかもしれないが、それでも現実に起こっている経済の現象である以上、「想像もできなかった」ではすまされないのではないか。
著者の特にお勧めのJPMワールドCBオープンやNvestですらも大きく下げており、長期間のドルコスト平均法による投資ですら元本割れとなってしまっている。結局「長期国際分散投資」は必ず増えるというのは誤りで、短期集中投資よりはまし、ということぐらいしかいえないのではないか。
いずれにしても著者の論理は現在では全く説得力を失っている。なぜなら、著者の「増える」という論拠は過去の統計にあるが、本年の大きな経済変動を含めるとその論拠が崩れてしまうからだ。
この本は今まで読んだ本の中で,最も理解しやすかった本だと感じる。
投資信託の本は何冊か読んだが,この本は今まで読んだ本の中で,最も理解しやすかった本だと感じる。投資信託,特に積立投資についてのメリットを,丁寧に解説してくれている。この本を読めば,積立投資というものがいかに安全で確実に資産を運用できる方法であるかがよくわかる。
しかし,気になる箇所がなかったわけではない。それは,株が大暴落する直前に一気に投資した人と積立投資をした人を比較して,積立投資の方が有利であるというところだ。これは少し考えれば,トリックに気付く。つまり,大暴落直前に積立投資をした人が損をしたのは,暴落の直前だけであり,その後は,最も有利に投資ができているのであり,暴落前に全額を投資した人が損なのは当たり前の話である。この例を挙げて積立投資が有利だと力説する著者の意図には,疑問を持った。しかし,この本全体を通して,積立投資が最も優秀な方法であることは理解できる。
また,投資信託にかかる税金についても,現在は10%減税という特別措置がなされ,分配金が100万円以下の場合は,2010年までその措置が続くという話は知らなかった。
どの投資信託の本を読んでも,長期積立投資が最も優秀な方法であると書いている。また,この本にはさらにその資産運用の中で元本割れというのは,必ず訪れる局面であるが,焦る必要はないと説いている。まだまだ自分は勉強不足だと感じている。さらに理解を深めていきたい。
目から鱗の、信じられない「仕組み」!
投資信託には興味があるものの、
どれが’良い商品’なのかわからず
1度きちんと勉強しなくては、と思っていました。
書店の平積みから、なんとなく帯の写真が目についた
この本を買ってみましたが・・・
目から鱗でした!
「相場は予測できない」ことを前提にした’仕組み’は
非常に納得がいくもので、投資信託のもつメリットを
初めてきちんと理解できました。
特に積立投資の持つ威力は、今まで全く知らなかったものでした。
買う時の相場も、売る時の相場も気にしなくていいなんて、
数ある投資信託を勉強して選別する必要も(そんなには)無いなんて、
まさに目から鱗の、信じられないほど簡単な「仕組み」!
早速実践したいと思います。著者の上地先生に感謝。
ゼミナール形式で、毎回テーマが決まっているのも読みやすかったです。
ネットで調べたら、実際公開セミナーなどもしている先生なんですね。
今度はセミナーに参加して、お話をお聞きしてみたいと思います。
前作を超える分かりやすさ
著者の前作「だまされたくない人の資産運用術」以来、著者の作品には注目していたが、今回の初心者目線に落とし込んだ「わかりやすさ」には驚くばかりだ。本書でも自己紹介されていたが、10年間にわたって「長期分散投資」を語り続けてきた実績には素直に脱帽したい。「貯蓄から投資へ」踏み切れないすべてのひとが、本書でその考えを改めるだけの力がこの本にはあるように思える。
あまりにも激熱
最近出される投資信託本は、手数料批判や、分配金批判など本質からそれたものが多いと感じていた。読者が欲しているのは、自分の資産形成に役立つ知識であり、知恵である。この書は資産を形成する本質として、本能や市場に逆らわない「仕組み」である積立投資を解に示している。証券業をサービス業と位置付け、個人投資家を消費者とするなら、当に消費者ニーズを掘り起こし、気付きを与えてくれる書である。筆者は、某証券会社を10年前に設立したが、現場の感覚を盛り込んで、消費者の立場から書かれたのだろう。どんな会社なのか誠に興味深い。
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