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CD-ROM付き 日本一やさしい投資信託の学校 CD-ROM付き 日本一やさしい投資信託の学校
ナツメ社   ナツメ社   竹下 さくら  

大恐慌でもあなたの資産を3倍にする投資術 大恐慌でもあなたの資産を3倍にする投資術
諸星きぼう   WAVE出版   WAVE出版  
売るための極端なタイトル
はっきり言って極端だし、
この本のいうとおりだと思って投資する人は
投資には向いていない人だと思います。
こういったなんちゃって大物投資家のいうとおりに行動を起こす人がいるのが大問題。
日経平均5000円位になる。
金は買うな。
ドル基軸がどうのこうの。
外貨を獲得すべし。
この書籍が出た当時にすでに多くの人が語っていたこと。
ですが、
実際にはまったく根拠がありません。だって未来のことですから。

私は、このとき全く世間とは正反対の行動、
ひたすら株を買い、金も買いました。
そのときの資産は今はどうでしょう?

私が儲かったという話ではなく、
要は、こういった人の本にしたがって投資をするのではなく、
自分の頭で考えなくてはだめだということ。
その素材とはなります。
従って、星2つ。
2009年春から年末にかけて、日経5000〜3000円
筆者は、2009年春から年末にかけて、日経5000〜3000円、特に、初夏までは一旦世界経済は
回復したかのようにみせかけ、それ以降はフリーフォールという風に語っている。
ドルに関しては1ドル50円とまで言っている。
金は買うな、など、共感を得ることもあるが、極端な感じがしないでもない。
今聞くと、不信感いっぱいな記述だが、今年の年末まで待ってみて、再度評価変更することにします。
もし年末日経が1万円になってたら、この手の本の筆者はどうするのだろう、と心配したり、、
単なる経済本ではなく、単なる幸せ本でもない
ただ単に経済について書かれた本ではなく、
前向きな心を持たせ、「大丈夫なのかな?」と思わせる幸せ本でもない。

・現在起きている不況に対しての分析。
・不況に際して、何をしてはいけないか、具体的に何をすれば良いか。
・これからを幸せに生きる心の持ち方。

この中の何が欠けても、その場で終わりになってしまうと思います。

何より、著書の初めに書かれている「この危機は人生を変えるチャンス」という言葉に共感しました。
ほとんどの人々は、楽しいと思えない、割に合わない仕事を毎日続けるだけで、
自分の生活を見直し、より良い生活をするための行動をしようとしていません。

100年に1度と言われる不況を前にしても、
これまでと同じように「いつか良くなる」、「仕事ってこんなものだから」
という希望や絶望を持ち続けて何もしないのでしょうか?
この不況が100年に1度の不況であってもなくても、どちらでも良いのです。
ただこの不況は、自分の生活と心を見直し、より良くするよう努力を始めるチャンスなのです。

そのきっかけとして、上記の3点を兼ね備えたこの本は適していると思います。
非常に参考になりました
ライフスタイルの部分にも、個人的にはとても共感を覚えましたが、そこは多くのレビューですでに触れられていますので、割愛しますが、前回の高値が1.7弱であったEURUSDが今度は2という予想は聞いたことがあっても、それ以上の可能性があると予測されていたこと、金をいまさら買ってはいけないこと、日経平均も下げ止まったと思うのはまだ甘いかもしれない、など、多角度でのご意見には目を覚まさせられる思いでした。非常にお勧めの1冊です。
危機を乗り越える知恵!
最近、「金を買え」という警告を多く見かけるが
この本は逆に「金は買うな!」と警告している。
実際、資産を増すための絶好の機会なのに
貧乏人が金を持っていても、「ブタに真珠」状態だ。
この危機に対し、積極的に動き、資産を守りつつ
倍増させるという、諸星氏のアドバイスは必見!!


投資インデックス・ハンドブック 投資インデックス・ハンドブック
金融財政事情研究会   金融財政事情研究会   住友信託銀行パッシブクオンツ運用部  
非常な良本
一般的なアセットアローケーションの対象にとどまらず、オルタナティブ投資まで念頭においたほぼ考えうる運用対象に係るインデックスをカバーしており、資産運用に関係のある方(実務家や研究者から一般投資家まで)にとって非常に使いでのある良本です。
個人的には、インデックスの算出メソドロジーがもっと細かく解説してくれていればとも思いましたが、HPのリンクで参照先を示してそうした要望への配慮がされており、インデックスの特徴を端的につかむという意味ではこの本くらいのコンパクトな記載が望ましいものと思われます。
インデックスの算出母体の変更(債券のリーマンやコモデティのAIG)や新しい指数の算出が相次いでおり、他の方が書いておられたように定期的な更新をお願いするとともに、タイトルを『…2009』のようにその時の時点が分かるものになればありがたいです。
しかし、いずれにせよこの本は現時点ではインデックスの百科事典ともいえる到達点を示しています。
投資インデックスの辞書として必携の一冊。
「投資家のための金融マーケット予測ハンドブック」など、マーケット関係者に定評のあるハンドブックを出している住友信託の運用実務家によるインデックス解説書です。
TOPIXや日経平均の違いや算出方法、浮動株化、銘柄入替えルールといった初心者に親切な基本的事項から、年金運用でお馴染みのラッセル野村、MSCIコクサイ、債券については、野村BPIからシティやリーマンの外債インデックスまで幅広いインデックスを網羅しています。
もちろんダウ平均を始め香港ハンセン指数やインドSENSEX指数など、世界の株式市場のインデックスもカバーしています。
さらに特筆すべきは、2008年刊なので、マーケットで話題になっている、コモディティ指数やクレジット指数、ヘッジファンド指数、といった先端分野もカバーしているところです。普段耳にすることの多い、GSCIやiTraxxJapan、ABX、HFRIヘッジファンド指数やトレモント指数の定義や算出方法を、営業やマーケターの方でも、正確に把握している方は意外と少ないのではないのでしょうか。
仕組債ストラクチャー、FoFや運用部のポートフォリオ・マネージャー諸氏にはもちろん、資産運用会社の営業・マーケティングの方にもお勧めの一冊です。
現在、出たばかりで現場のニーズを十分に網羅していますが、今後も定期的にきちんと改訂がなされるようであれば(例えばシャリア指数を加えるなど。)、「投資家のための金融マーケット予測ハンドブック」のように、市場部門や運用部門の新卒必携の一冊となるかもしれませんね。


無敵の金融営業マンをつくる6日間集中講義 投資信託編 無敵の金融営業マンをつくる6日間集中講義 投資信託編
池田 哲平   総合法令出版   総合法令出版  
金融の仕事にお薦め
何か足りないと感じる時に、目を通しています。
購入から既に数年が経過していますが、いまだに愛読しています。
金融に関する総合力を身につけたい方に、投信に限らずお勧めです。
金融の仕事に就いたけど、何から勉強しよう?という新人の方に是非読んでいただきたい一冊、ということで☆10個。
He is excellent trainer!
哲平さん出版おめでとうございます。とても読みやすい内容です。研修を思い出させる内容でした。ご活躍が想像できました。イラストも似てますよ。ロシアの渡航話や語学勉強方法、情報の取り方はとても工夫されている点が良くわかりました。友人からの批評なのであまり参考にはならないと思いますが、読み込めば勉強になります。
友人の推薦で買ったけれど・・・
米系金融機関に勤務する友人から、自分が受講してとても良かった研修の講師が書いた本だからということで購入しました。6日間と書いてありますが内容がとてもわかりやすく、あっという間に読み終わりました。言われてみれば、そうかな、なるほどと思うところも沢山ありました。ただ飲み会の席で聞いていた友人からの「絶対いいって」というところでかなり期待していましたが、活字だとこんなもんかな。金融って言うよりビジネス心理の本という感じですね。金融マンの通信簿やってみたら以外に情報収集が十分でないということと顧客の話をあまり聞いてない自分に気づきました。どちらかと言うと私自身はしゃべりすぎの傾向があります。入門編なのでさらに中級編とかもでたら読んでみたい。うちの銀行では絶対教えてもらえない内容だったので、うちの銀行はこの程度かとちょっとショックでした。投信以外の金融商品を販売するにしたとしても役には立つと思います。自分のアイディアも盛り込み後輩の指導書として役立てたいと思います。
簡単に書かれているけれど深いんですよ!
入社して投信や金融商品を販売するようになって、著者の池田哲平さんの研修を受けました。研修と同様面白い内容になっています。ただ簡単なことが書いてありますが実践するにはかなりの努力と根気がいります。数字に終われているとコミニケーションとかいってられないし、でも実践して解ったことですが顧客との関係が深くなり、顧客に電話しなくても案内を送付しただけで電話が
掛かってくることも増え、とても役に立っています。
本がでたことで他の銀行の担当者が熟読するとなるとちょっと脅威かな。金融機関に勤務する予定の学生や私のように2年目、3年目の人にはとってもわかりやすいと思います。ベテランも自分の営業スタイルを見直すのには役立つかも!!お勧めです。
「金融」に苦手は私も…
楽しく読むことができました。
ビジネスに興味を持ち始めつつある学生にとっても
投資信託のことが分かりやすく書いてあります。
ビジネスに限らず、あらゆる局面で使えるノウハウもたくさん。

毎日、6分間、手に取るだけで、読み切れてしまう手ごろさが魅力!


細野真宏の世界一わかりやすい株の本 実践編 細野真宏の世界一わかりやすい株の本 実践編
細野 真宏   文藝春秋   文藝春秋  
入門編です
この本は、まだ株を買ったことがない人のために書かれている本のようです。お書きになったのは、塾の先生ですので、確かにわかりやすい言葉に置きなおしてお書きになられていて、株式取引の敷居を下げてくれることと思います。多分ネット証券の口座にお金を入れて、注文を出すところまでは進められるでしょう。ですから、既に株式投資を行っている方のために書かれたものではないですので、実際の売買とは余り直結していません。少なくとも、中身を必ず確かめてお買い求めになるべきかと思います。私は内容を見ないで購入してしまいまして、????となってしまいました。
株初心者
うーん、どうなんでしょう・・・

色んな人がべた褒めしているようだし、
私は株初心者なのであまり偉そうなことは言えませんが、
そこまで褒める内容なのかなぁ・・・

どうしても本書の有益性がわかりませんでした。

本書と私の相性が悪かったのでしょう。
株式の教科書としてとてもわかりやすい
前作と同じく想像を裏切らない内容でした。株式投資のために入門書として、

一読する価値はあります。もちろん投資をやらなくても、経済の勉強のためとして

読める本です。理解が難しいこともイラストを使って理解できるよう書いてあり、

大切なポイントはまとめて再度書かれています。丁寧で親切な著者の優しさに

ふれられました。
わかりやすい
シリーズ2冊目となる本書では、証券会社の選び方やネット取引のやり方や
増資、株式分割、株価と景気の関係 などのキーワードを解説。
わかりやすさは本当に世界一。
前作に引き続き基礎的な内容だが、ここまできちんと理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。
用語の解説に終始するのではなく、きちんと考え方まで説明しているのがいいですね。
ある程度の知識がある人なら、この本から読んでも問題ないと思います。
前書よりこちらの方がよかった。
本書の構成は
まずは証券会社の選び方からはじまって
株式分割や増資がどのように株価に影響するのか
に言及が及んでいる。
証券会社における売買手数料の一覧を見て、
今取引きに使っている証券会社が高いことに気付けて感謝。

題名が実践編となっていますが、
ほとんどが株式分割や増資についてのことであり、
本書を読めばすぐに
株の購入の仕方等がわかるといった内容でない。
また、本書を読んだだけで株を始めるには
あまりにも危険すぎると思う。
どちらかといえば、
主婦や大学生が株で一億円儲けましたのような類の本に近い内容の気がする。

あくまで株と経済って何だろう?
と勉強するきっかけの本としては、
すごくわかりやすいし、おもしろくてよいと思う。
最後に著者がETFを買って、
まずは株に慣れてみるってところには大いに賛同できました。
きっかけ本として、オススメ致します。

これでわかった! 投資信託 (PHPビジネス新書) これでわかった! 投資信託 (PHPビジネス新書)
川口 一晃   PHP研究所   PHP研究所  

不動産投資リスクの基礎知識―危険を見抜く、対処法を知る、利益につなげる 不動産投資リスクの基礎知識―危険を見抜く、対処法を知る、利益につなげる
三菱UFJ信託銀行不動産コンサルティング部   日経BP社   日経BP社   日経不動産マーケット情報  
想定されるリスクを把握して不動産投資を!
本書は不動産投資における「リスク」に焦点をあてて書かれています。

各リスクを「コスト」として捉え、キャッシュフローの観点から、そのリスクに対処する方法が書かれています。

投資として不動産を捉えた場合、リスクがどのように収益に影響を与えるかを考えることがいかに重要であるかが理解できます。

内容は、「取得」「運用」「売却」と三章に分かれており、それぞれの場面で想定される一般的なリスクがまとめられていますので、必要な章にだけに目を通して学ぶこともできます。

どちらかというと、居住用不動産ではなく事業用不動産を中心に書かれているようですが、もちろん居住用にも十分使える知識ばかりです。

題名の通り「基礎」的なことが多いので、初心者向けの書籍と言えます。

表紙からは非常に難解なイメージを受けますが、非常に読みやすく書かれているのも良い点です。

ただし、初心者用といえども多少の専門用語は解説なしで登場しますので(「容積率」等)、全く知識が無い方は用語集を片手に読むとさらに理解が深まるものと思われます。

もちろん、全く知識が無くても読みこなすことができると思いますし、むしろ不動産投資を考える際、最初に目を通すべき書籍かも知れません。

数多く出版されている「不動産投資」に関する本以外に、本気で不動産投資を考えている人は必読です。


総合的に範囲をカバーした、適切な入門書です
本書は、不動産投資全般について、これから同分野を学び始める人を対象とした
入門書です。不動産投資特有の概念、利益等の計算の仕方、関連する法律、用語
について一通りふれられています。

端的に言うと、専門用語を聞いたことのない人が、言葉になじむ性格が強いため
既に同分野について若干でも知識のある人に対するものではありません。
例えば信託銀行に入社したばかりの人、学校で専門分野として学び始めた人など、
いきなり信託特有の言葉・概念が羅列された勉強資料を手にして面食らっている
人に向いています。予備知識も一切いりません。

なお、本書ではビル資産(価値)管理業者;Property Managementという業種が
出てきますが、同業種は日本では発展途上にあり、特に総合的なPM業務については
ほとんど馴染みがありません。
本書だけを読んでピンとこなかった方は、実際に米国でPMと契約を結んでオフィス
ビル管理を行った体験記「アメリカビル物語―プロパティマネジメント奮戦記」
(総合ユニコム)を読むのもいいでしょう。こちらも、一切難しい話はありません。

郵便局のお金どう殖やす? [タイプ別]賢く使い分ける貯金・投資信託 郵便局のお金どう殖やす? [タイプ別]賢く使い分ける貯金・投資信託
バウンド   技術評論社   技術評論社  

本当に知りたい投資信託 儲け・手数料・評価のしくみ 本当に知りたい投資信託 儲け・手数料・評価のしくみ
松尾 健治   日本実業出版社   日本実業出版社  
金融機関のホンネがわかる本
投資家に賢くなってほしくない、金融機関が推奨するものを疑いなく買えばいいという金融機関のホンネがよく見える本です。
それにしても投資信託で基準価額の値上がりは期待するなとか投信の手数料はファンドラップに比べれば安いとか、もはや失笑してしまうような意見のオンパレードです。
昨今の投信批判に対抗したいという意思は伺えるが、いかんせん説得力あまりにないので、ただの痛い意見になってしまっている。
生保も含めて日本の金融機関に未来はないことを感じさせる1冊です。
ノルマを抱える現場の販売担当者には必須の本でしょう。
この本に載っている内容を使用してセールスに励んでください。
業界歴25年はだてじゃない
本の具体的内容に言及しているレビューだけが軒並み低評価、という書籍も珍しいですね。著者は、買い手のメリットは売り手のデメリットという鉄則をよく心得ていて、投資家に有利な情報を何とか伏せようと頑張っています。高度な職業倫理に貫かれた業界人とは彼のような人のことを指すのでしょう。

・投資アドバイスとやらの有効性を何ら定量評価せずに、窓口に行くように誘導。
(実際窓口でどんなありがたいお話が聞けるかは、『知らない人だけが損をする投資信託の罠』に詳しいです)
・同じ投信でも購入手数料が有料の販社と無料の販社がある、という実情を華麗にスルーしつつノーロードファンドに警鐘。
・インデックスファンドやETFについては、選択肢の一つとしてすら言及せず。
(ひた隠しにしたい大人の事情でもあるのでしょうか?)
・グロソブ(債券100%)とピクテ(株式100%)を毎月分配というだけで同等扱い。リスクの違いに触れもせず。

以上の内容から、投資家には引き続き無垢な鴨ネギでいてほしいという切なる願いが伝わってきます。本書を読んで賢明な投資家になろうと思った若年層の方はご愁傷様です。「中高年層にとって」という擁護論の前提を、タイトルや帯のような目立つ場所ではなく本文中にこっそり忍ばせた著者の奥ゆかしさ、ぜひ私も見習いたいと思いました。

<追記>過去のいくつかの好意的レビューが全面改訂して具体的内容に触れてこられましたので、冒頭の一文は撤回させて頂きます。しかしまあ本書のレビューにおける星や票の割れ方は、売り手と買い手の利益がやはり相反するということを物語っていて興味深いです。(12/18/07)
新しい視点を提供してくれます。
最近の投資信託に関する書籍は似たり寄ったりの内容が多く、本当に読むべきものは数少ないように思われます。しかし、この本は氾濫する『コピー本』とは違い、投資信託に関心を持つ読者に対して興味深い論点を提示してくれていると思います。例えば、最近の投資信託批判の多くは手数料の割高さを問題にするケースが多いです。確かに、アクティブファンドの大部分が市場平均を下回っているという厳然たる事実を踏まえれば、手数料の安価なパッシブ・ファンドの方が一般投資家には相応しいという論法は分かり易いです。でも、投資信託は決して生きるための必要性に根ざした商品ではない(投信がないと生きていけない人はなかなか見つけられるものではありませんよね)以上、適切なアドバイスを受けて投資に踏み出す方が多いのが現実です。従って、投資に関する投資アドバイスが必要な人は相応の負担が必要なのは自然であり(サービスが無料と同義なのは日本だけ)、もし手数料が割高だというならば、それは販売および運用サイドの投資家に対するサポート体制の不備を批判しなければならないと思うのです。筆者の論点はあやふやな評価基準もなしに手数料の高低を論じる不毛さを指摘していると思います(顧客に対する運用情報提供の充実は筆者が常々訴えているところです)。アドバイスが不必要な人はインデックスファンドを使うなど無駄な手数料を抑えた運用すればいいと思います。要は投資家サイドが自分のニーズに合わせて選択すれば良いだけです。どちらが良い悪いという巷の議論はあまり意味がない気がします。昔、運用会社や証券会社が扱っていた直販専用(もしくはネット専用)のインデックスファンドが絶対的な資金流入の不足や相対的な管理報酬の高さなどでベンチマークからパフォーマンスが大きく乖離した事実などを思い起こせば、単純にインデックスファンドが良いという説明はあまりに無邪気すぎる(投資初心者に対しては無責任)と思います。
責任ある販売者、賢明な投資家、になるための基礎知識
25年間にわたり、日米欧でアセット・マネジメント・ビジネスに従事してきた筆者ならではの、経験と見識がギッシリと詰まったユニークな本。投資信託はプロの資産運用術を民主化した、20世紀最大の発明のひとつだと考えているが、日本では財閥解体時の受け皿として出てきたという不幸な歴史を持つ。現在の日本は、この似て非なる金融商品が、果たして庶民が資本市場に参加するための有効な手段として発展できるか否か、の正念場にあるという認識において、筆者と問題意識を共有するものである。業界関係者のみならず、一般投資家にも、商品そのものだけでなく、これらに関わる「コメントの質」を見分ける能力を養うために、是非一読を薦めたい。
セゾン、頑張れ!
レビューの評価などをみても、星1つか星5つのものが多く、これだけ票が割れる書籍も珍しい。 それだけ、批判派にとっても無視できないだけの理論・データを持った内容ということなのだろうか。 米バンガードがアメリカで退職者向けに毎月分配型ファンドの販売を始めるなど、毎月分配型の批判派にとっても、従来通りの批判が通じにくくなっている(日本もアメリカもダメ、とは言えるかもしれないが)。 投信批判を行うにしても、投信擁護を行うにしても、「高齢者にとって」「若年層にとって」など、きちんと前提を置くことが大切なのだろう。

この点に関しては、筆者は、前書きなど至るところで「中高年層にとって」と但し書きをしているが、多くの批判派は、自分の立場だけで毎月分配型や対面営業を批判しているような気もする。

以下のレビューにもあるように、低コストを売りに「○○日本株エンハンスト・インデックスファンド」を始めた異業種参入組は、3億円も集められず、わずか1年3ヶ月でファンドを償還し、撤退している。 こういった現実にも目を向ける必要があることを筆者は指摘しているのだろう。 一方で、我々にはセゾン投信という期待の星がいる。 現在は、セゾン投信がディスカウンターの役割を果たし人気を集めているが、早い段階で採算に乗り、償還の懸念をなくしてほしい。 そうなれば、「やはり、『ネット層にとって』ネットの直販は素晴らしい」、と声を大にして言えるのだが・・・。 

総解説 米国の投資信託―業界動向から商品・サービスまで 総解説 米国の投資信託―業界動向から商品・サービスまで
日本経済新聞出版社   日本経済新聞出版社   野村資本市場研究所  

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